腕や手が働きすぎるとスイングを壊してしまう。
ボディスイングをやろうとするとき、手や腕がボディと別々に動く時
スイングバランスが崩れ、ミスショットが生まれることになる。
大抵は、器用な手、腕が速く動いてしまう。
そこで、ボディと腕を結合させて一体化してしまい、手、腕の動きをボディに
合わせてしまおうというのが、このコネクションスイングである。
ではどうするのか。
左腋を締めるのである。
アドレスで左腋を締めることを意識する。バックスイングで腋を締めたまま
テークアウェイを行なう。自然に肩と腕が一緒に後方に回転する。
トップに近づくにつれて腕の方が肩より多く回転して腋は空いてくることになる。
しかし、ダウンスイングでは、再び肩と腕は結合して、ボディと腕は同調して
動き始める。これで腕、手が勝手に動きすぎることが抑制されるのだ。
これでダフりや引っ掛けが防げる。確かにやってみると効果はあった。
ところが、これに一生懸命になりすぎて、別の弊害が起こってきた。
シャンクが出だしたのだ。
原因は下半身と上半身のコネクションが崩れたことだった。
左腋に意識が集中しすぎて、手打ちではないにしても、上半身打ちといった
感じのスイングになってしまったのだ。
そのため、ヘッドの軌道がずれ、遠回りになってきた。シャンクの原因だ。
２年あまりこのシャンクに悩まされることになった。ドライバーはヒールボールが
やたらに多くなっていた。
腰の回転と肩の回転を連動することにより、解決の糸口を掴むことができたが、
ヒントは、２０年以上前にやったスイング修正の方法を思い出したので得られた。
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