ミヤマホオジロ 　　　　我が家の野鳥

我が家にやってきた珍鳥中の珍鳥

はじめ何処に居るか見付からなかった。動くので発見できた。

頭と顎が鮮やかな黄色である。イエローと言った方がよい。


嘴がやっと見える。黄色と黒の対比が鮮明だ。


黄色い鉢巻をしているようだ


頭の後ろの毛が一部毛羽立ってリ ボンのようになっていた。



９９年３月３１日裏庭に出てみたとたん、一羽のホオジロが飛び立って
物置を飛び越え、裏の畑の方へ飛んで行った。我が家にホオジロなど
飛来する筈がない。極めて珍しいことなので、すぐカメラを取りに引き返した。
ホオジロは飛び去るときに、長い白い尾羽をちらつかせて飛ぶので、すぐに
それと分かる。
畑へ出る扉は開けないで、塀と屋根の隙間からそーっと畑を覗いて見た。
なんと、そこに居たのは頭の毛が真っ黄色の鳥ではないか。黄色と黒の
派手な模様の頭だ。身体は普通のホオジロそのもである。こんな鳥は一生
に一度たりとも見れるものではない。ホオジロの突然変異かとも思った。
この鳥は地面を歩き回るだけで、木に止まった姿は見せてくれなかった。
とうとう待ちきれなくて、そっと扉を開けてみた。木の上に飛び移るかも知れ
ない と期待したが、さっと隣家の方へ飛び去ってしまった。

すぐさま図鑑を開いてみた。おおミヤマホオジロとあるではないか。
こんな鳥見たことあるかい、と自慢したくてたまらなくなった。